ベニスに死す [極私的映画感想]
監督 : ルキノ・ビスコンティ
評価 : ★★☆
恥ずかしながら初めて観た。トーマス・マンによる原作も未読(『トニオ・クレエゲル』しか読んでない)。
ストーリー的には、ベニスに静養に訪れた芸術家が、その地で世にも美しい少年を見出し、あれやこれやの妄想大会…みたいな。違うか? ま、とにかく要は三島文学的な主題ですね。
少年ビョルン・アンドレセンの美しさに比して、ダーク・ボガードのヨレヨレ感がいい感じと言えばいい感じ。キモイと言えばキモイ。
で、個人的にはどっちかと言えば後者の思いのほうが強い。
イタリア映画界を代表する巨匠の名作とはいえ、正直今の自分には大仰で退屈。あいすみませぬ。
★について
そもそも極私的な感想であって、決して客観的な評価を狙ったものではありません。
ゆえに★の数は、単にfouがその作品を気に入ったかどうか、その一点に集約されます。
星は最大5つ。
☆は0.5を表す。
★★★★★ もう最高。この後すぐにDVD買いに行きます!
★★★★ けっこうすばらしい作品。金が出来たらDVD買うかも。
★★★ 良作。心のノートに「なかなかナイス」と書いておく。
★★ 凡庸。特に評価しません。
★ 時間のムダだった。オレの貴重な時間を返せ!
尻毛 論外。これは断じて映画ではない。