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裸のランチ [極私的映画感想]


裸のランチ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アスミック
  • メディア: DVD


1991年 イギリス=カナダ
監督 : デイヴィッド・クローネンバーグ
評価 : ★★

そもそも、バロウズ原作のこの作品を映画化するこっとって可能なのか。というか、映画化なんてしちゃっていいものかどうか。そこに疑問を感じるというか、終始モヤモヤしたものがつきまとう。

ウィリアム・バロウズ本人とその作品について細かい説明はしない。ひとまず著名な方が書いてるサイトをリンクしておく。このリンク先にある説明を読んでいただければ、「そもそも映画化は可能なのか」という疑問の意味することも分かっていただけるかと。

まぁとにかく、この映画。
「原作がある作品はすべてその原作に忠実でなければならない」という不文律が映画界に存在しているわけでもないし、どう映画化しようが監督の勝手と言えば勝手なんだろう。
ただ、もし自分ならこういう作品にはしないだろうな、とは思う。自分ならたぶん筋の無い物を撮ると思う。


ま、とにかく、この映画。
いや、別に批判したいわけでもないし、この映画を観て「これ嫌い」とか感じているわけでもない。
なんなんだろ。

クローネンバーグって監督は、クリーチャーが好きだとか虫が好きだとか、なんかいろいろあるみたいだけど、この映画もまぁカフカっぽいと言えばカフカっぽいね。つーか、この映画、原作カフカじゃないの!?

えーと。
タイプライターが虫…。


もしこの映画が『裸のランチ』というタイトルじゃなかったとしたら…
…ま、やっぱり★2つかな。
ふつうです。特に何も無し。

あ、いや、とにかく、タイプライターが虫。


★について
そもそも極私的な感想であって、決して客観的な評価を狙ったものではありません。
ゆえに★の数は、単にfouがその作品を気に入ったかどうか、その一点に集約されます。

星は最大5つ。
☆は0.5を表す。

★★★★★ もう最高。この後すぐにDVD買いに行きます!
★★★★   けっこうすばらしい作品。金が出来たらDVD買うかも。
★★★    良作。心のノートに「なかなかナイス」と書いておく。
★★      凡庸。特に評価しません。
★       時間のムダだった。オレの貴重な時間を返せ!
尻毛      論外。これは断じて映画ではない。

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